ごく一部を記載しますね。
女性にとっては、子宮はとても大切な臓器です。
ガンになると早めの治療はもちろん必要ですが、
どんな治療があるのか、前もって知っておくと
いいでしょう。
勉強になると思いますよ。
知識として知っておいてくださいね。
●子宮頸がん-外科治療
閉経後の女性の場合、
一般的に完全に子宮を取り除く全摘出の手術を行います。
しかし将来の妊娠を希望する閉経前の女性の場合、
がんの進行状態が初期であったりした時は、
レーザー治療、凍結治療、円錐切除術などの手術をして、
子宮を残すことも可能です。
●レーザー治療
レーザー治療には、レーザー照射法と光線力学的療法があります。
レーザー照射法は、がん細胞に強力なレーザー光線を当て、
高温状態にし蒸発させます。
光線力学的療法は最近の方法で、レーザーに反応しやすい物質を
患部に注射し、2、3日後にこの物質ががんに集中します。
そしてレーザーを照射すると、がん細胞にとりこまれた物質が
レーザーの光に反応し、活性酸素を放出します。
この活性酸素によりがん細胞は酸化し、破壊されます。
これまで、がん細胞に対して行われる事が多かった円錐切除術では、
子宮を切り取るために早産または流産の可能性が高くなって
いましたが、レーザー治療ではその心配がなくなりました。
●凍結治療
レーザー治療とは逆に、低温にした器具をがん細胞に接触し、
凍らせて死滅させる方法です
●高周波凝固法
特殊な針をがん細胞に差込み、高周波の電流を流し込みます。
そうする事により、血液やがんのたんぱく質が凝固し、
がん細胞が死滅します。
●円錐切除術
子宮頸を円錐状に切り取ります。
切り取る際は、メスの代わりにレーザー光線や高周波電流を
流すリング状のワイヤーを使います。
高周波電流を使う切除法は「ループ電気的切除法」といい、
その頭文字をとって「LEEP」と略します。
LEEPでは他の円錐切除術よりもその切除する範囲がやや狭くなります。
円錐切除術では、子宮体部は残りますが子宮頸の粘液を分泌する
箇所を切除するために早産や流産の可能性が高まり、
妊娠する可能性も低くなる等の問題があります。
●拡大子宮頸切除術
子宮頸と膣上部の部分を切除した後、子宮体と膣を縫合する手術の事を言います。
子宮自体は残るので、もちろん治療後の妊娠も可能です。
●単純子宮摘出術
子宮のみを摘出する手術です。
骨盤内のリンパ節と膣はそのまま残します。
がんが卵巣に転移する可能性は少ないので、卵巣と卵管は残しますが、
閉経後は転移する可能性があるので、これらも一緒に切除する事が
あります。
●拡大子宮摘出術
子宮だけではなく、子宮の周囲の組織、膣の一部、骨盤内のリンパ節も除去する手術です。
この手術では、卵巣や卵管はなるべく残します。
最近のこの手術では、開腹をせずに内視鏡下で子宮やリンパ節を
切除したりする事もあります。
拡大子宮摘出術では、膀胱や直腸の神経が切れ排尿や排便が
コントロールできなくなる場合もあります。
●骨盤内摘出術
子宮以外に、膣、膀胱、大腸の一部など、骨盤内の内臓を摘出します。
摘出した膀胱の代わりに腸の一部を使用し膀胱をつくったり、
体の外に尿を貯める人工的な袋を使用して膀胱の代わりにしたり
します。
また直腸を切除した場合は、腹部に人工肛門を取り付ける場合も
あります。
この骨盤内摘出術は、かなり進行したがんや再発したがんに対して
行う手術で、後遺症もかなり大きいために最近ではあまり
行われません。
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