スポンサードリンク

子宮ガンと妊娠について

子宮ガンになると妊娠できなくなるわけではありません。
初期の場合、ガン細胞を切除する手術と抗ガン剤で
治療することが出来ます。

ただガンの転移を防ぐためなどの理由で子宮全摘出手術が
必要になった場合、
妊娠はできなくなってしまいます。

でも子宮ガンは早期発見すれば早期治療が出来ますし、
妊娠も可能です。
まずはお医者様の検診を受けることが重要ですからね。
恥ずかしからずに普通に検診を受けましょう。


子宮ガンには、子宮の入り口にできる子「宮頸ガン」と
子宮体部にできる「子宮体ガン」の2種類があり、
妊婦さんを対象に行うのは子宮頸ガンの検査になります。

保健所で検査する方法は、
腟や子宮頸管から細胞をこすりとって調べる細胞診を行いますが、
疑わしい場合はさらに組織診をします。

組織診は疑わしい部分から組織をとって調べる検査です。  
細胞診の結果は5段階に分けられます。
1や2なら心配なく、3や4は悪性腫瘍がきわめて疑わしい段階で、
5は良性とも悪性とも判断できない疑陽性となります。


結婚前後の女性なら、セックスの経験があれば誰もが
罹りえる子宮頸ガン。
ヒトパピロマウィルス感染からの子宮頸ガンを防ぐには、
結婚前は妊娠を希望しない場合には、やはりコンドームしか
ないでしょう。

もし彼やだんなが協力してくれないなら、
「ガンにならないようにしたい」と説明しておけば、、
協力してくれるでしょう。

しかし、将来、妊娠や出産を考えるなら、
産婦人科で子宮ガン検診を受けましょうね。

子宮体ガンも子宮頸ガンも初期なら治癒が可能なのに、
自覚症状が無症状だった為に発見が遅れて末期だったと
言う悲しいケースも・・・・

年が若い人で、セックスを経験し始めたら、毎年子宮ガン検診を
受けることは、将来の妊娠出産のためにも必須です。

0期1a期なら、子宮口の入り口を円錐切除術という方法で
ガン組織を取り除き、妊娠出産も可能です。


質問:じゃあ、もし妊娠中にがんが見つかったら?

⇒妊娠しているかどうかを調べる検査をする際、
がんの検査をすることも多いので、妊娠中にがんが
発見されることも珍しいことではありません。

基本的に、子宮頸がんの初期までなら出産は可能です。
もし、それより進行していたり、頸管の奥の方にがんが
発生している場合、
また体がんの場合は子宮を摘出しなければならないので、
あきらめることになります。

発見が妊娠初期であれば、
今回の出産はあきらめて円錐切除術で治療してから
妊娠するか、あるいは安定期に入ってから円錐切除を行います。

中期以降であれば、円錐切除を行ってから出産するか、
経過を観察しながら出産し、その後で子宮を全摘するなどの
処置を行います。


質問:では、がんが見つかったら子どもはあきらめた方がいい?

⇒基本的に頸がんの初期までなら、円錐切除術で子宮を残すことが
できるので、妊娠・出産も可能です。

ただ、頸管の奥の方にがんが発生していたり、
腺がんという種類の場合は、残念ながら子宮を摘出せざるをえません。

また、体がんの場合も子宮全摘になります。
円錐切除術後に妊娠すると、頸管が開いて早産や流産しやすく
なることもありますが、
その場合、子宮頸管をしばる頸管縫縮術という手術があるので、
大丈夫でしょう。
また再発もありうるので定期検診を受けるようにしてください。



質問: 子宮を全摘しても、セックスはできるの?
円錐切除術や子宮全摘術をしても、まったく問題はありません。
広汎子宮全摘術では膣も少し切りますが、膣は柔軟性があるので、
そのうちに元通りになります。

卵巣を摘出した場合、ホルモンの分泌が減って膣粘膜の潤いが
少なくなることもありますが、この場合ホルモン補充療法を
受ける方法もあります。

放射線療法で内部照射を行うと人によっては膣が硬くなることも
ありますので、いずれにしても痛みがある場合は、
主治医に相談してみて下さいね。